méduse

妄想の中を浮遊するくらげ

2018-03-01から1ヶ月間の記事一覧

読書からわたしの時間が狂う話

わたしが本を読むのはその世界に浸れるから読んだ後も空想して現実にはいない病気になったからではなくずっと小さいころから空想家目は開いているのに目の前を見ていないことに気づく始終ぼんやりしているように見えたらしく祖父からよく注意されていた 子供…

桜が咲く頃に思い出すだろう

去年の今頃ちょうど同じ場所の桜を見ていた どこかの学校の校庭のずらりと並んだ大きな桜の木 綺麗すぎて圧倒され立ちすくむ近くで見ると視界全部が桜色 はらはらと花びらが舞い落ちるわたしの手のひらにも花びら大人げないがくるくるまわる自然と笑みがここ…

若いお友達の門出

若いお友達はこの春新しい土地へ不安と期待に胸に独り暮らしを彼女ならこの大きな一歩を自分の脚で力強く踏み出すだろう想像させてもらってわたしも嬉しい わたしの若いころを思い出すわたしにもそんな時があったとわたしの門出を祝ってくれた年上の女性をわ…

わたしの白い部屋

昔の写真は見ない変わってしまった容姿を嘆きたくないから 楽しそうに笑っているわたしにこれから起きる酷い現実をわからせたくなるから 今は一枚も残っていない わたしは今を生きている過去でも未来でもなく今を 前向きな気持ちになったのね友達はそう言う…

ある感情のコントロール

感情をコントロールする大人だったら日常で行ってるだろう怒りに任せて暴言吐くとか民衆の面前でさめざめ泣くとか酔っぱらいかなとかぐらいしかいない ある感情のコントロールは難しい始めは見えないくらいの小さい種だったのに芽がでて気づいてしまう知らな…

若い頃のわたしへ

あなたは今無なの こころが動いてないの 信じられる? あんなにはしゃいだことも あんなに人を愛したことも あんなに楽しんだことも 今は無なの はしゃぎ方も愛し方も楽しみ方も 忘れちゃったね いいよ 思い出はあなたのこころに残ってる あんまり思い出さ…

前に進むために

しっかり前を向いて歩くために色んなことを忘れることにしてる大事なことも忘れちゃうこともあるけどこころが重たくなる前に過去に縛られないように煙のように消滅させるそしていろんなことを諦める諦めることは終わりじゃない またいつか叶うことも ぎゅう…

昨日と今日の違い

病気のことを告げられたとき 初めは全然理解していなかった 病院の先生の説明は易しかった 難しくないのに頭に入らない 不思議な感覚だった ちゃんと理解するには時間が必要 感情を受け入れるステップがある 順調に進んでいたわたし 今考えるとわたしってま…

若いお友達

若いお友達とお出かけ初めてのしらない場所ドキドキしながらたどり着く 美味しいスイーツおしゃべりして楽しかったね 教えられることも言われたことを考えているわたしのこころに言葉が残る のったりしたわたしの頭の中も突然動き出す錆び付いてる場合ではな…

動物園

動物園に久しぶりに行ったの 少し肌寒い曇り空隣には心躍る暖かい木の匂い うつくしい動物達自然な姿ではないが命は見た 与えられた環境で生きている食べ物と安全な場所は確保されている自分の意思ではどこにも行けないいいとかわるいとかは言えないわたしも…

精神的なもの

病院に定期的に通院をしている 普通の生活は何となくできているが一人で外出はしない なにかあるかもしれないからだ なにかはなにかだ だからか病院の先生からカウンセラーを紹介された 精神的なケアをしてもらえるよ お話ししてみて カウンセラーはわたし…