méduse

妄想の中を浮遊するくらげ

読書からわたしの時間が狂う話

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わたしが本を読むのはその世界に浸れるから

読んだ後も空想して現実にはいない

病気になったからではなく

ずっと小さいころから空想家

目は開いているのに

目の前を見ていないことに気づく

始終ぼんやりしているように見えたらしく

祖父からよく注意されていた


子供のころからゆっくりな時間

大人になっても変わらない

もしもを考えるのは嫌いだが

もしも病気になっていなかったら

わたしの時間は狂うだろう


若いころ病気になる前

社会人としてきちんとしていたつもり

それなりの評価をうけていたはず

だけど長くは続かなかったかも


わたしの人生は病気になることで

軌道修正されたのかも

認めたくはないが意味があるのかも


わたしが生きていくための何かが

こぼれていくこの人生で拾い物のことを







~はじめまして~
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