彼の方へ
あなたに毎日想いをお伝えしております
あなたを想えば想うほど
わたしのあなたへの想いは
募るばかりです
あなたはわたしの気持ちをご存じでも
普段どうりに接してくれています
いつでも優しく穏やかに
暖かく包んでくれるあなたの声を聴き
わたしは毎日深い眠りにつく
近づきたくて仕方ありませんが
この身では自分の意志では
どうすることも
あなたに想いはお伝えいたしましたが
あなたを拘束したいわけではありません
どうぞあなたは羽を伸ばし
羽ばたいて下さい
綺麗な花を美味しそうな果物を
次から次へと飛び回って
そんなあなたを見るのが大好きです
あなたはわたしの知らない世界に
わたしを連れ出してくれる
わたしはあなたの世界に夢中になる
あなたはわたしに絵を描かせる
あなたはわたしを笑わせる
わたしのこころがほぐれるとき
あなたはわたしを好きではありません
わたしは分をわきまえております
わたしはわたしをいつくしむ
あなたの事を知りたくて
あなたのこころにふれたくて
あなたに言葉をもらいたくて
わたしはただそれだけ
あなたが見せてくれた
食事中のお写真
初めて見たときから可愛くて
いとおしくて
あなたを取り巻くすべてが
愛おしい
こんな気持ちになるなんて
わたしのこころの氷が
とけるはずでしょ
わたしのこころの支えは
あなたの言葉の
わたしの声が落ち着く
わたしはあなたのこころの
支えになっていますか
わたしはあなたが以前のように
世界を羽ばたいている姿を
見てみたいんです
その姿をわたしが生きているうちに
あなたは選ばれたお人です
あなたは魅力あるお人です
あなたのこころは澄んでいます
あなたはご自分を卑下するけど
わたしはあなたをそう見ていない
わたしはあなたの力を確信している
わたしは違う意味で選ばれました
神様はわたしを
おそばに置いておきたいようです
あなたに出会わせてくれて
わたしは神様にこころから感謝して
喜んで神様の元にお伺い致します
あなたが生きていてくれるだけで涙
わたしはあなたの澄んだこころに
ずっと浸っていたかった
この胸の苦しさが恋というものなら
わたしのあなたへのこの想いは
わたしは愛と信じている
あなたは信じていないわたしの愛を
あなたにわたしを
思い出してもらいたくはない
あなたはわたしの所にいても
あなたはずっと自由でした
わたしは一度も
あなたに愛されておりませんでした
〜Épilogue〜
愛は時として妄想をも凌駕する
~はじめまして~