生存確認
友達と離れてみてわかることがある
一緒にご飯を食べることは
とても貴重な時間だった
明日会えなくなっても
昨日の会話は覚えている
昨日の笑いあった顔も覚えている
昨日の切なくなった顔も覚えている
昨日の切なくなった理由
わたしの病の話
直ぐには死なないが絶対に
死なないわけではない
でもそれは健康な人も同じ
明日交通事故に合うかもしれない
急に大切な人を亡くしてしまう
悲しみは計り知れない
わたしの場合は心の準備ができる
わたしの家族も友もおんなじ
だから逢った時間を大切に慈しむ
彼らの顔を思い出す
一人の時間も慈しむ
今日も友人たちからメールがくる
お互いの生存確認の為
～Épilogue～
会えなくなって寂しさよりも
お互いの考えていることが
上手く伝わってないことが
残念に思う
文章だと省略したり
気持ちを言葉にできなかったりする
話ことばの方が伝わるのはなぜだろう？
～はじめまして～
